英語ができない私が海外で仕事ができるようになった経緯 ①
学校以外ではじめて英語の勉強を始めたのは中学生の頃。
仲の良い友達に誘われて英語の話せるおばさまのお家でテキストを使っての英語の勉強。とっても元気でいい先生だったけど会話中心ではなく、日本の一般教育方法である机に向かってコツコツ問題を解いていくもの。
気づくと机に向かって勉強することも嫌いになり
飽き性な私はいつの間にかに英語塾もやめてしまっていた。
中学高学年になっても勉強もせず高校も簡単に単願で私立に入学。
中学校は進学校というせいもあってか頭が良い子が多く
有名な高校や大学に進学す子がほとんどだった。
テストなんかもプリント用紙3枚は普通で順位は最下位層でいつも下の方に私はいた。
高校に入学し驚いた事はテストのプリント数が1枚であった事。
私はすごく驚いた。こんなに簡単でいいのだろうかと。
高校に入ってはじめてクラスで1位を獲得しその後ずっと上位にいた私は
成績優秀者で奨学金も学校から頂き、できなかった私ができるようになると私はますます勉強することを怠るようになった。
少し勉強すればテストで良い点が取れてしま為、部活にも入っていない私は毎日ゲオに通い新作の映画を借りまくる日々。映画鑑賞の日々。
調子に乗った私は先生に言われるがままに推薦ではなく一般受験をすることになった。みんなが通っているからといって予備校に通い勉強を始める。それでもやっぱり静かに自習室でカリカリ勉強するのはやっぱり異常な世界に感じられてしまい、予備校にも行かずに”英語の勉強”と格好つけてまた映画を見る日々。
もちろんそんな私は受験に合格することもなくどの大学も落ちてしまった。
たくさんの親のお金を使わせてしまったのに。。。
未だにあの受験最後の某大学の帰り道の光景を覚えている。
前日に雪が降り道路は雪だらけ。バスに揺られぼーっと大学までの道を眺めていた。
『人生終わったな。どこの大学にも入れずみんなに笑われる。』
大人になってみて思う事。それは学校生活がすべてである学生はそこから周りのおかしな一般価値から見て”脱落”という烙印を押され出来損ないの、ちっぽけな人間だということを本人に思わせる。その事から大きな大きな疎外感や孤独感を感じてしまい引きこもってしまう事は誰にでも起こりうるという事実。
とても惨めで何もできない自分に嫌気がさし、自信が持てないから人にも会いたくなくなり外にも出なくなる。
少しでもみんなと同じ道から外れると後ろ指をさされる。
本当に生きにくい社会。
そしてそこで私ははじめて自分の甘さに気づいた。
遅すぎるけども。
〜まとめ〜
・人は何かに自信を持つようになると”怠けだす”。
・一般的に良いとされる進路が本当に良いとは限らない。
・学校生活が全てではない!
社会に出ると学校生活で出会った友達とはすぐにおさらばできなんの価値もなくなる。
・でも学校の勉強はある程度勉強しておいた方が良い。笑
(割引率の計算とか地理とか大まかな日本の歴史とか。。。)
続く。。。
私が旅をはじめたきっかけ①
あれはもう、かれこれ8年前。
私が旅をするきっかけになった国、オーストラリア。頭の出来が良くなかった私は母の反対を押し切って単願で私立の高校に行くことにした。今考えてみると姉が通っていた公立よりも倍以上のお金がかかり、近くの公立高校に行けば良かったと本当に申し訳ない気持ちでいっぱいである。
良かったことといえば、今でも心通う大切な友達が出来たことと修学旅行がオーストラリアであったこと。
それまでは皆が思うように英語に苦手意識を持っておりテストの点数もいい方ではなかった。オーストラリアには1週間もいなかった気がするのだが、アボリジニの歴史を学んだり植物園や動物園へ行ったりシドニーの観光をする他にも現地の高校の人々とのレクリエーションがあったりした。
今でも覚えている、ハリー。かの有名な映画のハリーとは全然見た目は違うので目を瞑りながら想像してほしい。上からブランドのクルクルパーマに透き通った綺麗な水色の目。色白ですこしニキビがあり恥ずかしそうに笑った時に見える歯の矯正。身長は185cmはあるであろう。それこそハリー。
海外男性の汗の匂いがひどく匂うという変な予備知識があったが、恐る恐る嗅いだ時の香りにとてもドキドキしたのを今でも覚えている。海外ドラマで見た人達が目の前にいて、まるで芸能人でも見ているような気持ちになった。
沢山頑張って意思疎通をはかってくれたハリーに感謝の言葉を英語で伝えられなかった『後悔』。わたしはただただ、サンキューを繰り返すことしか出来なかった…。まさにこの『後悔』が私の英語熱に火をつけた…。
つづく。
デンマーク行き
Mt.COOKでの残りの生活もあと1ヶ月弱となりました。
毎日仕事も楽しくゆったり過ごしているので離れるのが寂しいような、でもでも早く日本に帰って美味しいご飯が食べたいようなそんな気持ちで日々を過ごしています。
日本に帰ったら食べたいものリスト
ー味噌ラーメン
ーしゃぶしゃぶ
ーたまごかけごはん
ーやきとり
ーキムチ、韓国料理
ーショートケーキ
ーコンソメパンチ
思い浮かべるだけでもお腹が空いてくるな…
こちらに来てからというもの、世界中から来る沢山の観光客と話す機会があり本当に刺激的な毎日だなぁと感じます。
(テカポ湖の夕日)
日本の方も多く、お話した方で後日温まるお手紙付きの菓子をレセプションに預けてくださったりということもあり、驚かされます。一人一人に感謝の気持ちをお伝え出来ないのが残念で残念で。毎日『がんばってね。応援してるよ』と声をかけてもらう度本当に力になり、人生の内こんなに色々な人から応援してもらうのも後にも先にもない気がしています。ここに来て本当によかったなと。
海外の方はチップの文化があるので感謝の気持ちをチップとして表してくれます。こちらもまた嬉しい。海外のガイドブックに『チップは必要ない』と書いてあっても親切にしてもらったら少しばかりでもチップを出すのは礼儀ではないのかな?と最近思うようになりました。日本の方はほとんどチップを出しませんが、稀にチップを下さる粋な方もいらっしゃり海外に慣れている方なのかな?と、誇らしい気持ちになります。
先日やっとデンマークの学校から返事が来て無事今年の8月から手芸の学校へ行けることになりました。一安心。初めに連絡を取ったのは2016年11月22日で入学証明を頂いたのが2018年2月14日なので約1年3ヶ月。最後の海外での滞在になりそうなので、めいいっぱい楽しみたいです。
好きなことをし続けることが他には代えがたい『経験』に繋がる。
後悔のないように動き、学び続けたいなこれからも。
おしまい。
まったり、ゆったり山奥での生活
繁忙時期である夏のシーズンから仕事を初め、早4か月が立ちました。
忙しくしているとき、時間が経つのは本当にあっという間ですよね。
朝方に家から撮った写真です。
毎日こんなに壮大な景色が見れるのはほんとうに贅沢だなと日々感じております。
ここでの生活を始めた経緯は
「せっかくニュージーランドに来たんだから自然の多いところに行きたい。」と思い探し始めたところ、このマウントクック国立公園で以前働いていた日本人の方のBlogを見つけて、その楽しそうな生活に憧れたのがきっかけでした。
・国際色豊かな職場
・お金を使うところがないのでお金がとても貯まる
・英語環境
・自然が多くアクティビティが豊富
・従業員はアクティビティ無料
・三食アコモデーション付きで格安の滞在費
などなど、私にはとてもわくわくする環境だなと思い早速 Hermitagge hotelのお仕事applyページから申請をしました。
下記から今応募がある職種を探せます。ただ、夏のシーズン(9-4月)になる前の方が空きも多く返事も来やすいのかなと思いますが、夏のシーズンが終わると月一気に人もいなくなるのでその時期ももしかしたら空きがあるかもしれません。基本的に限られた人数でしか働いていないので返事がくるのもまれな気がしています。
Aoraki/Mount Cook Alpine Village Ltd Recruitment: Attention
職種はというと沢山あります。
・日本語トレッキングガイド(英語が話せなくても問題ないと聞きました。)
・レストランキッチン内での仕事(調理、パティシエ、お皿洗い、ウェイターなど)
・ハウスキーピング
・ポーター(ホテル内滞在のお客様係)
・ホテルフロント受付
などなど沢山あります。
想像していた以上に日本人の観光客が多くここでの日本人需要が高いように感じます。
それに比べて働いてる日本人が少ないのも感じます。村に住んでる日本人は多いのですがほとんどの方がトレッキングガイドさんとして働いているので、その他の場所で働いてる人は需要のわりに手が足りていない気がしています。
ウェリントン生活の半月立ったころに見つけて(10月初め)Applyをしたのですが2週間経っても連絡がこず、引っ越しの時期も近づいていたので旅行がてらにマウントクックに返事がないまますべての荷物を持ってきました。(※ただ、ここで仕事が見つからなかった時の為にクライストチャーチでもフラットも保険として見つけていました。)
YHAホステルという国立公園内にある一番安価なホステルを3日間予約し着いた初日に履歴書をもってホテルのフロントの方に渡しに行きました。海外は積極的に行動した人の方がチャンスを掴みやすいのかなと個人的に感じます。日本ではこんな行動決してできませんが、どうしてもここでの生活をしたかったので行動力につながったのかなと。やはり人間100%求めている事には大胆に積極的になれるんだなといつもこのような経験をすると思いますまた同じ経験が増えるたびに、自分が本当にしたことはなんだろう?と迷った時の物差しになってる気がしています。「本当にやりたかったら行動する気が起きるだろう!」と。
働いて思うことは国際色が本当に豊かです。
一番多いイギリス人、その他にもペルー、アルゼンチン、チリ、チェコ、ドイツ、フランス、スペイン、ハンガリー、南アフリカ、中国、台湾、フィジー、インドネシア、バリなどなど本当に様々です。意外とニュージーランドの人は少ないんですよね。
アコモデーションも部屋によりますが週$100~140と街中のフラットより安価です。そして食事代もかからないので給料のほとんどが貯金に回せます。ただ、ここでの生活は街のようにはいかず、自然のみなので人によってはつまらないと言ってすぐにここを離れていく人も多くいるので合う合わないがあるのかなと思います。基本的にインドアで趣味が多くゆったり自然の中で過ごすことに抵抗がない方向けかなと。。。
そんなこんなで山奥での生活に慣れて、暇な時間はスコーンを焼いたり映画を見たりしている時間がほとんどです。仕事が忙しく休みの日は本当になにもしてないことばかりですが、日本と違って職場でのストレスがほぼ0なのでとても心地がいいです。英語をうまく話せないストレスはありますが、それ以外はとても楽な気持ちで働けるのがありがたいなと常に感じます。気を使いあう社会はいい面もありますが気疲れすることも多いですものね。
全粒粉、はちみつ、紅茶の茶葉、バター、豆乳、ベーキングパウダーを混ぜて焼くだけの簡単スコーン。ずぼらな私にぴったり。
4月末に私も日本に帰り次はヨーロッパに行くので沢山働いてお金もしっかり貯めようと思います。
おしまい。
人工衛星
山奥に住むようになってから1番心踊ることは空を見上げると数え切れないほどの星を見ることができるようになったことです。
こちらは以前行ったテカポ湖の星空。
日本にいるときは少しばかりの星空の景色に慣れていて、オリオン座だけが星座として存在しているかのような夜空でした。綺麗な星空が見たくて、いつの日にか行った山梨の山奥で見た星空に興奮し寒さも忘れて釘付けになって観測した暖かい記憶が蘇ります。しかしその山奥とは比べものにならない程のニュージーランドの星空には、心を奪われるほどです。
星には1等星から7等星まであるそうで、東京で見える1等星は21個、2等星は67個、3等星は190個、4等星は710個と、数字が大きくなるほど、たくさんの星が見えます。さらに5等星は2千個、ここで見える6等星になると5600個にもなるそうです。空一面に星が隙間なくキラキラと輝き、とても、とても美しいです。
小学校高学年の時に学校の校庭に集まってみんなで天体観測をした事がありました。ずっと眺めていると1つだけ動く星があり、先生に聞いて見るとそれは『人工衛星』だという事を知りました。あの日以来日本で人工衛星を探して見るものの明るすぎて全く見えず探すことすらしていませんでした。ここに来てからは毎日何千個の星に囲まれ長時間星空を見ていると、なんとまた人工衛星に会う事が出来ました。小学生以来ぶりなのでもう18年も時が経ったかと思うと、なんとも言葉に表す事が出来ない気持ちになりました。私も大きくなったなと。
今日たまたま見たNetflix 限定の『The little prince』がまたとても良い映画で、音楽も映像も本当に素敵だったのでお時間ある時にみてみてくださいね☺︎
おしまい。
Caffiend
Jackson street沿いにある人気のカフェです。ケーキやスコーン、マフィンなどの軽食もあればランチもありました。またVegetarian用にもお惣菜メニューがあり魅力的でした。
私はおひるの後だったのでアメリカンとパッションフルーツのチーズケーキを頂きました。
このチーズかなんとも濃厚でとろけました。上に乗ってるパッションフルーツのソースの酸っぱさがまた良くてとてもいい相性でした。
日本ではあまり馴染みのないフルーツですかニュージーランドではやたら見かける気がします。台湾旅行に行く時は決まって必ず街中にあるジュース屋さんでパッションフルーツを頼んで町歩きを楽しんだものですが、ここでもパッションフルーツの味に出会えるとは幸せです。
※台湾旅行に行った時の写真、奥のがパッションフルーツグリーンティー。さっぱりで大好きな味です。
『 Caffiend』
〠:233-235 Jackson street, Petone, Lower hutt 5012
⌚︎: Sun 9-16,
week day 7:30-16
Sat 8:30-16
素敵な午後のひと時を過ごせます。
コーヒー屋さんには場所によってはbottomless filter coffee があるそうです。これはおかわりができるものです。filter coffeeなので日本でいうドリップコーヒーです。ゆったりしているとあっという間に飲み干してしまうので、長居したい時はBottomless filter coffee を提供しているお店がオススメです。この前行った『PreFab』にはありました。一杯の値段よりも安く$3.5でお代わりし放題。店員さんが注ぎに来てくれる素敵すぎるサービスです。
お店も料理も美味しかったのでオススメです。是非朝ごはんの時間帯に!!
おしまい。
パクチーとチキンのバター醤油パスタ
私はよくCountdownに行きます。
暇さえあればうろうろして面白いものがないか探したりします。
たまーにお肉が食べたいなーと思うのですがお肉が高く調理にも時間がかかるのでなるべく買うのを避けていたのですが、いい発見がありました。それはローストされた熱々チキンです。
私が買った時は$11でしたが、安い日は$8で買える日もあるようです。
私が日本に居る頃に親とコストコに行ってはこのチキンを買い、熱々のうちに食べて残りをほぐして冷凍をしていました。それを思い出して買う決断をしました。
まずは熱々のうちに食べれるだけ食べましよう。意外と沢山は食べれないことに気付きます。チキンの中にハーブの詰め物が入っていたのですが、味が好みではなかったのでそちらはよけました。それ以外をほぐしてサンドイッチジップロックに使う量だけ入れて小分けにしておくと使いやすいです。
『パクチーとチキンのバター醤油パスタ』
材料
・パクチー
・チキン
☆バター 好み
☆醤油 好み
・にんにく みじん切り 大きいの一欠片
☆dijion マスタード
・塩胡椒 少々
※あればオニオンパウダー
本当に簡単です。
①パスタを茹でている間に他の鍋で、ニンニクをオリーブオイルで香りが出てくるまで炒める。
②香りが出てきたらほぐしたチキンを入れ、☆の材料プラスパスタの茹で汁を入れ全体がトロッとしてきたらパスタを加えさっと混ぜます。
③ここで塩胡椒、オニオンパウダーて味を見てパクチーを投入したらもう完成です。
ほとんどパスタを茹でる時間で調理が完了するので10分もしないでご飯が食べれます。
是非お試しあれ。
おしまい。