Tabiして暮らすこと。

23か国目(海外渡航36回以上)といま。好きなことをして生きるために。

私が旅をはじめたきっかけ①

あれはもう、かれこれ8年前。

私が旅をするきっかけになった国、オーストラリア。頭の出来が良くなかった私は母の反対を押し切って単願で私立の高校に行くことにした。今考えてみると姉が通っていた公立よりも倍以上のお金がかかり、近くの公立高校に行けば良かったと本当に申し訳ない気持ちでいっぱいである。

良かったことといえば、今でも心通う大切な友達が出来たことと修学旅行がオーストラリアであったこと。

 

それまでは皆が思うように英語に苦手意識を持っておりテストの点数もいい方ではなかった。オーストラリアには1週間もいなかった気がするのだが、アボリジニの歴史を学んだり植物園や動物園へ行ったりシドニーの観光をする他にも現地の高校の人々とのレクリエーションがあったりした。

 

今でも覚えている、ハリー。かの有名な映画のハリーとは全然見た目は違うので目を瞑りながら想像してほしい。上からブランドのクルクルパーマに透き通った綺麗な水色の目。色白ですこしニキビがあり恥ずかしそうに笑った時に見える歯の矯正。身長は185cmはあるであろう。それこそハリー。

 

海外男性の汗の匂いがひどく匂うという変な予備知識があったが、恐る恐る嗅いだ時の香りにとてもドキドキしたのを今でも覚えている。海外ドラマで見た人達が目の前にいて、まるで芸能人でも見ているような気持ちになった。

 

沢山頑張って意思疎通をはかってくれたハリーに感謝の言葉を英語で伝えられなかった『後悔』。わたしはただただ、サンキューを繰り返すことしか出来なかった…。まさにこの『後悔』が私の英語熱に火をつけた…。

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つづく。